

冬になると食べたくなる鍋焼きうどんですが、普通のうどんや煮込みうどんとの違いを理解していますか?
実は調理方法によって、うどんの呼び名が変わります。
なんとなくわかっていたつもりでも、しっかり理解できている人は少ないです。
そこで今回の記事では、鍋焼きうどんと普通のうどんや煮込みうどんとの違いについて紹介していきます。
友人や家族に豆知識として披露するためにも、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
目次
鍋焼きうどんと普通のうどんの違いは?
普通のうどんは茹でた麺に出汁をかけたり、つゆに浸して食べることが多いです。
しかし鍋焼きうどんは、麺と具材を一緒に鍋に入れて火にかけたものをいいます。
鍋焼きうどんと普通のうどんの違いについて、もう少し詳しく深堀していきましょう。
鍋焼きうどんはなぜ「焼き」なのか?
鍋焼きうどんは、鍋を火にかけていたことから「鍋焼き」と呼ばれています。
鍋を焼いていた様子が、鍋焼きと呼ばれるようになった理由です。
鍋焼きうどんと呼ばれるようになった由来は、京都や大阪で使われていた上方語という方言に関係しています。
鍋を囲炉裏に吊るして火にかけていた様子を、上方語では「焼き」と呼んでいたのです。
囲炉裏でうどんを入れた鍋を直火にかけていた様子を、京都や大阪の人が「鍋焼き」と呼んだことから、鍋焼きうどんと称されるようになりました。
鍋焼きうどんと煮込みうどんの違い
鍋焼きうどんは、煮込みうどんの一種です。
煮込みうどんの種類の1つとして、鍋焼きうどんがあるのですね。
他の煮込みうどんの種類としては、味噌煮込みうどんがあります。
味噌煮込みうどんは、味噌仕立ての出汁でうどんを煮込んだ料理で、名古屋の名物です。
他にも煮込みうどんの1つとして、山梨の郷土料理のほうとうがあります。
煮込みうどんの中に、鍋焼きうどんや味噌煮込みうどんのような種類があるのです。
鍋焼きうどんとうどんすきの違い
次に、うどんすきと鍋焼きうどんの違いについて紹介していきます。
鍋焼きうどん
- 一人用の鍋で作る煮込みうどん
- うどんと具材・出汁をいっしょに煮込む
うどんすき
- 大きな鍋で作り、小鉢にうどんを取り分ける
- 出汁を煮立てたあとに具材を入れる
主に料理方法によって、鍋焼きうどんかうどんすきに分かれるようです。

鍋焼きうどんとうどんすきは料理方法によって変わりますが、さほど大きな違いはないようです。
鍋焼きうどんの作り方
ここからは、鍋焼きうどんの作り方について紹介していきます。
誰でも簡単にできるレシピを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
鍋焼きうどんの材料
鍋焼きうどんに使用する材料を紹介します。
- うどん(ゆで麺)・・・1玉
- 鶏もも肉・・・1/2枚
- かまぼこ・・・2切
- 小松菜・・・1/3袋
- ねぎ・・・1/4本
- 椎茸・・・2個
- 卵・・・1個
- めんつゆ(3倍濃縮)・・・50cc
- 水・・・250cc
スーパーに行けば全て購入可能な材料なので、簡単に準備ができるでしょう。
上記の材料があれば、美味しい鍋焼きうどんが作れます。
鍋焼きうどんの調理方法
次に購入した材料を使用して、鍋焼きうどんを調理する方法を紹介していきます。
- うどん以外の材料を食べやすい大きさに切る
- 鍋にめんつゆ、水、鶏肉を入れて熱する
- 煮たったら、悪をとって弱火で3分ほど煮る
- うどん・ねぎ・椎茸・かまぼこ・小松菜を加えてさらに煮る
- 卵を入れて、卵が好みの硬さになるまで煮る

10分程度で出来上がるので、ぜひ作ってみてください。
まとめ
今回の記事では、鍋焼きうどんと普通のうどんの違いについて紹介してきました。
- 鍋焼きうどんと煮込みうどんの違い
- 鍋焼きうどんとうどんすきの違い
- 鍋焼きうどんの作り方
上記の項目ごとにわかりやすく解説しているので、うどんについての豆知識もつくでしょう。
作り方についても紹介しているので、ぜひこの機会に鍋焼きうどんを作ってみてはいかがでしょうか。