ボクシング

ボクシング初心者がやるべき練習方法とは?【マスボクシング一択】

「ボクシング初心者だけど、何を練習したら良いだろう」

「早く上達するためにやるべき練習内容を知りたい」

早くボクシング初心者を抜けるために、効率的な練習方法を知りたいですよね。

そこで今回の記事では、26歳で格闘技未経験から約1年でプロボクサーになった私が、早く上達するためにおすすめの練習方法を紹介します。

ショウタ
結論から言うと、マスボクシングが一番大事です!

ボクシングを始めたばかりだけど、とにかく早く上達したい人は、ぜひこの記事を参考にしてください。

ボクシング初心者がやるべき「マスボクシング」とは

マスボクシングとは基本的に「本気でパンチを当てないボクシング」のことです。

ヘッドギアとマウスピースを付けて、14オンス or 16オンスのグローブで行います。

ジムによっては以下のように、マスボクシングに解釈の違いがあるので、覚えておきましょう。

注意ポイント

  • マスボクシング=パンチを絶対に当てない
  • マスボクシング=軽くパンチを当てる
  • マスボクシング=顔面は軽くパンチを当てる、ボディは強く当ててもOK

プロ選手がたくさん所属しているジムだと、積極的にマスボクシングを行っている傾向にあります。

ボクシング初心者がマスボクシングをやるべき理由4つ

最初に、私がボクシング初心者にマスボクシングをおすすめする理由を紹介します。

具体的には、以下の4つです。

ポイント

  1. 対人に慣れることができるから
  2. ボクシングの体力がつくから
  3. ボクシングの楽しさを実感できるから
  4. 怪我のリスクが少ないから
ショウタ
私が格闘技未経験から約1年でプロになれたのは、マスボクシングをたくさん行ってきたおかげだと思っています。

それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。

1. 対人に慣れることができるから

マスボクシングを行うことで、対人に慣れることができます。

ミット打ちやサンドバッグの場合、パンチを気持ち良く打つことができますし、相手がパンチを打ち返してくることもありません。

しかしマスボクシングは、相手もパンチを打ってきますし、あなたのパンチをディフェンスしてきます

また、ミット打ちでは真っ直ぐパンチを出せても、マスボクシングでは振りかぶるようなパンチになってしまうケースも多いです。

ショウタ
よって、マスボクシングをやっておかないと、相手がいる時に思ったように動けません。

いくらミット打ちやシャドーが上手くても「相手がいると上手に動けない!」という初心者は多いので、マスボクシングで対人での練習に慣れるべきです。

2. ボクシングの体力がつくから

マスボクシングを行うことで、ボクシングをする上で必要な体力がつきます。

ミット打ちやサンドバック打ちで多少息が上がる程度でも、マスボクシングを行うと、特に初心者は疲れるはずです。

ショウタ
相手がいて自分にプレッシャーがかかるだけで、めちゃくちゃ息が上がるよ!

ボクシングは、相手がいてこそのスポーツ。

相手がいる状況でも動き続けられる体力を手に入れるためにも、マスボクシングは大事な練習メニューです。

3. ボクシングの楽しさを実感できるから

マスボクシングを行うことでボクシングの奥深さを知ることができ、楽しさを実感できるでしょう。

お互い本気でパンチを打ち合いませんが、スパーリング(本気で打ち合う試合形式の練習)を体感できます。

  • 相手のパンチをもらわないために、どんな動きをしたら良いのか
  • 自分のパンチを当てるために、どうやってパンチを出すべきか
  • どんなコンビネーションのパンチが当たるのか
  • どうやってリングを動けば、相手にプレッシャーをかけられるのか

といったことを自分なりに考えたり、トレーナーに聞いたり、YouTubeで勉強したりしたことをマスボクシングで試すのは楽しいです。

ショウタ
ミット打ちやサンドバック打ちとは、違った魅力があります!

ボクシングの魅力を存分に味わうためにも、初心者にはマスボクシングを積極的にやって欲しいです。

4. 怪我のリスクが少ないから

マスボクシングは、怪我のリスクが少ない練習方法。

なぜならマスボクシングは、顔面へ強いパンチを当ててはいけないからです。

そのため、パンチをもらっても骨折したり、頭が痛くなったりすることは少ないでしょう。

ショウタ
怪我のリスクが少ない中でもスパーリングに近い実践練習ができるメニューは、マスボクシングだけです。

対人練習をするたびに怪我をしていては体がもたないので、怪我のリスクが少ないマスボクシングを積極的に行うことをおすすめしています。

ボクシング初心者がマスボクシングを毎回の練習に取り入れた結果

私は、26歳からボクシングを始めて27歳でプロになり、ボクシングジムでたくさんの初心者を見てきました。

さらに現在は、総合格闘技のジムでボクシングも教えています。

初心者でも毎回の練習でマスボクシングを行っている人は、強くなるスピードが早いです。

マスボクシングで対人の練習に慣れることで、実践的な動き方やパンチの出し方ができるようになります。

ショウタ
いくらミット打ちが上手くても、対人だと動けない人はたくさんいるよ!

私が見てきた中で、週3〜4でマスボクシングを行っていた選手は、ボクシングを初めて約10ヶ月でプロになり、プロ初勝利を挙げていました。

それほど、マスボクシングは効率的な練習方法だと実感しています。

私がボクシング初心者の時に行っていた練習メニュー3選【厳選】

続いて、私がボクシング初心者の時に行っていた練習メニューを厳選して紹介します。

具体的には、以下の3つです。

ポイント

  1. 週3回以上マスボクシング
  2. 週1日以上はロードワーク
  3. 少しだけ筋トレ
ショウタ
26歳で格闘技未経験からボクシングを始め、27歳でプロボクサーになった練習内容から、大事だと思うメニューを抜粋しました!

それでは、詳しく説明していきます。

1. 週3回以上マスボクシング

私は週4~5でジムで練習していましたが、週3回以上はマスボクシングを行っていました。

マスボクシングを行うことで、ボクシングがグングン上手くなります。

さらに本気でパンチを当てないので体重差を気にせず、色んな選手に相手をしてもらえるはずです。

ショウタ
選手同士で話し合い、リングが空いた時間を見計らって、マスボクシングをしていたよ!

そしてマスボクシングを行わない日は、ミット打ちやサンドバックでの追い込みをしたり、シャドーボクシングでフォームを確認したりしていました。

マスボクシングで上手くできなかったことを、他の日に練習して少しずつ技術を身につけてきたイメージです。

2. 週1日以上はロードワーク

週1日以上は、ロードワークの日を設けていました。

ロードワークを行うことで、基礎体力がつきます。

基礎体力がないと、ジムでの練習もすぐにバテてしまいますし、4Rのスパーリングで体力が持たないでしょう。

ショウタ
私は日曜日はジムに行かず、ロードワークの日にしていましたよ!

そして慣れてきたら平日の朝も早起きして、毎日約5キロ走ってから仕事をしていました。

週1日以上はロードワークをすることで、下半身の筋力もUPし、ボクシングを行う上で必要な体力をつけられます。

3. 少しだけ筋トレ

筋トレも、少しだけ行っていました。

ボクシングジムでサンドバックを叩いたり、スパーリングをしたりするだけで、ボクシングを行う上で必要な筋肉はつきます。

よって、特に強くしたい部分のみを筋トレで補強して強くするイメージです。

ショウタ
私はジムでのトレーニングの最後に、懸垂と腹筋ローラーを行っていましたよ!

懸垂を行うことで背中の筋肉がつき、パンチ力が上がります。

また腹筋ローラーを行うことで、打たれ強いボディが手に入るのです。

ボクシングだけでは足りない部分のみ、筋トレで強くすると良いでしょう。

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まとめ:ボクシング初心者はマスボクシングをたくさんしよう!

今回の記事では、ボクシング初心者がやるべきマスボクシングについて詳しく解説しました。

  • 対人練習に慣れることができる
  • ボクシングがより楽しくなる
  • 怪我のリスクが少ない

できれば週3以上、マスボクシングができると良いです。

しかし、仕事が忙しくて週3以上ジムに通えない人もいますよね。

そういう人は、ぜひ以下の記事を読んでみてください。

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