「プロボクサーとして試合に出ながら、仕事ができるのかな?」
「ボクシングと仕事を両立する方法を知りたい」
プロボクサーともなればトレーニングも激しく、仕事との両立は大変そうですよね。
そこで今回の記事では、27歳からプロボクサーを3年以上続けて営業マンとしても働いてきた私が、ボクシングと仕事の両立方法を紹介します。
ボクシングを始めてプロボクサーへの興味が出てきた社会人の方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
目次
【実体験】プロボクサーとライターと営業マン「三足の草鞋」を続けて3年以上
私は2024年4月にプロボクサーを引退するまで、ボクサー・ライター・営業マンの「三足の草鞋」を履き続けていました。
ボクシングのファイトマネーだけでは到底生活できなかったので、営業マンとして給料や賞与をもらいつつ、副業でライターとして活動していたのです。
平日は朝5時に起きてロードワークとライターの仕事を終えた後、営業マンとしての本業を8~9時間行い、夜はジムでボクシングのトレーニングをする日々です。
そして本業が休みの土日は、ボクシングのトレーニングと副業であるライターの活動が大半を占めます。
私以外のプロボクサーも大半が仕事をしながら試合に出ているので、仕事とプロボクサーの両立はできないことではありません。
私がボクシングと仕事を両立できた理由3つ
私が仕事をしながらプロで6試合もこなしてきたのは、今から紹介することを実践してきたからです。
具体的には、以下の3つ。
ポイント
- 早起きしたから
- 体調管理を徹底したから
- 飲みの誘いを断ったから
最初は大変ですが、慣れてしまえば難しいことはありません。
それでは、1つずつ説明していきます。
1. 早起きしたから
私は朝早起きして、ロードワークをしておりました。
ロードワークとは、基礎体力作りのランニングやダッシュのことです。
毎朝5時に起きて、1時間ほど家の周りを走ってからライターとしての仕事をこなし、ご飯と味噌汁を食べてから出社する毎日でした。
ボクサーは下半身と体力を強化するために、必ず走らなければいけません。
私は毎朝早起きしてロードワークをすることで、サラリーマンをしながらでもプロボクサーとして6試合もこなすことができる体力を手に入れられたと思っています。
2. 体調管理を徹底したから
サラリーマン兼プロボクサーになってから、体調管理には注意してきました。
もし体調を崩すと、ボクシングだけでなく仕事もままならなくなってしまうからです。
特に栄養バランスの取れた食事や、良質な睡眠時間の確保は心がけてきました。
激しいトレーニングをこなして忙しい毎日を送っていると風邪を引きやすくなるので、体調の管理は徹底しました。
3. 飲みの誘いを断ったから
仕事とボクシングを両立するために、飲みの誘いはなるべく断っていました。
もし金曜日の仕事後に飲みにいけば、金曜日に練習できなくなるだけでなく、土曜日の午前中の練習の質も低下してしまいます。
しかし仕事上での上司やお客さんとの付き合いだけは、誘われたら3回に1回は飲みに行くようにしていました。
仲の良い同僚や友達に誘われた時は、飲みに行きたい気持ちと毎回葛藤していました。
それでも「今日はボクシングの練習に行けなかった・・・・・・」と後悔したくなかったので、何かと理由をつけて断って、練習頻度を落とさないようにしていました。
ボクシングと仕事を両立させるための具体的な方法6選
続いてボクシングと仕事を両立させるために、実際に私が行ってきたことを紹介します。
大事なことだけ紹介すると、以下の5つです。
ポイント
- 残業の少ない会社で働く
- 良質な睡眠をとる
- 栄養バランスの取れた食事をする
- ジムの近くに住む
- パートナーに理解してもらう
- 疲労回復アイテムを使う
上記6つを行うことで、毎日ボクシングの練習をするための環境が整います。
それでは1つずつ詳しくみていきましょう。
1. 残業の少ない会社で働く
ボクシングと仕事を両立させるために、残業の少ない会社で働きましょう。
残業してジムへ行く時間が遅くなると、練習時間は確保できません。
私が働いていたメーカーの営業職は、月の残業が10時間以下でほぼ毎日定時で帰れていたので、十分な練習時間が確保できました。
ボクシングと仕事を両立したいのに残業が多い人は、残業の少ない会社に転職することをおすすめします。
転職サイトや転職エージェントに相談すれば、労働時間が多くない仕事に必ず出会えるはずです。
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2. 良質な睡眠をとる
ボクシングも仕事も全力で取り組むために、良質な睡眠の確保は必須です。
しっかり睡眠が取れていない時は、仕事の運転中や会議中に眠くなってしまいます。
またボクシングの練習でも疲れやすくなり、すぐにバテてしまっていました。
しかし夜の練習や朝のロードワークがあると、睡眠時間を十分に確保するのが難しいですよね。
そこで私はべネックスのパジャマと、睡眠用のサプリメントを活用していました。
この2つを活用することで睡眠の質が向上し、5~6時間程度の睡眠時間でも、疲労感なくすっきりした朝を迎えられます。
ボクシングと仕事を両立したいのであれば睡眠時間ではなく、睡眠の質を上げるようにしましょう。
少し高い買い物ですが「これなしでは仕事とボクシングを両立できなかった」と思うぐらい、役に立ちました。
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3. 栄養バランスの取れた食事をする
仕事とボクシングを両立させる丈夫な体を作るために、食事は大事です。
できれば毎日自炊をして、栄養のバランスが取れた食事を心がけましょう。
私は、以下のようなことを注意していました。
- ラーメンは月に1~2回程度
- なべや野菜炒めをたくさん食べる
- 玄米を食べる
しかし仕事をしていると、栄養バランスの取れた食事を毎日作るのは、難しいですよね。
栄養面でよくありませんが、レトルト食品や、コンビニの弁当に頼りたくなる気持ちはよくわかります。
そういう時は、簡単に作れるレシピをいくつか覚えておきましょう。
私はリュウジのレシピ本を読んで、料理を覚えました。
自炊は節約にも繋がりますし、摂取カロリーを計算することもできます。
プロボクサーを目指すのであれば、自炊できるようになっておきましょう。
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4. ジムの近くに住む
仕事とボクシングを両立させるためには、ジムの近くに住むのがおすすめです。
私のように格闘技未経験からプロボクサーになるためには、週に4~5日は練習しなければいけません。
もし家からジムが遠いと行く気がなくなりますし、通う時間がもったいないです。
私はジムから自転車で10分のところに住んでいたので、週6でジムへ通うのが苦ではありませんでした。
ボクシングへの比重を増やしていきたいのであれば、まずはジムの近くに引っ越してみてはいかがでしょうか?
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5. パートナーに理解してもらう
あなたに彼女や奥さんがいるのであれば、ボクシングについて理解してもらう必要があります。
もしパートナーがあなたのボクシングを応援してくれないと、練習に行きにくくなるでしょう。
「ボクシングばかりで全然遊んでくれない・・・・・・」とパートナーと喧嘩になるのはよく聞く話です。
私は結婚してからプロボクサーになりましたが、奥さんが私のボクシングを応援してくれました。
もしあなたがボクシングに一生懸命な姿を見せても、応援してくれないようなパートナーであれば、付き合い方を考えてもいいと思います。
仕事とボクシングで使える時間が限られているなら、パートナーの理解は必須です。
6. 疲労回復アイテムを使う
ボクシングで疲れた体を癒すために、疲労回復アイテムを使いましょう。
仕事もボクシングも全力で取り組むために、早めに体の疲労を抜かなくては行けません。
私が使用して助けられたのは、以下の4つです。
- マッサージガン
- トリガーポイント
- ビタミンCサプリ
- 入浴剤
以下に、私が実際に使用していたグッズを紹介しておきます。
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ボクシングと仕事を両立できない人の特徴4選
続いて、ボクシングと仕事を両立できない人の特徴を紹介します。
具体的には、以下の4つです。
ポイント
- 仕事が忙しすぎる人
- 自分に甘い人
- コミュニケーションが取れない人
- スパーリングで心が折れてしまう人
それでは私が実際に見た、仕事とボクシングを両立できない人の特徴を紹介していきます。
1. 仕事が忙しすぎる人
仕事が忙しすぎる人は、残業でジムに来れなくなります。
ジムが開いている時間までに仕事を終えられないので、平日はジムへ行けなくなるのです。
土日だけの練習では上達せず、いつの間にか退会してしまいます。
残業時間が多すぎたり、仕事絡みの会食がたくさんあったりする人は、どうしてもボクシングをする時間がなくなってしまいます。
2. 自分に甘い人
18~20歳ぐらいの若い子に多いですが、自分に甘い人は仕事とボクシングを両立できません。
プロボクサーになるためには、練習を継続する必要があります。
仕事が終わってから周りの友達が飲み会やカラオケに行っている時に、練習しなくてはプロボクサーになれないのです。
覚悟を決めて自分に厳しくできない人は、仕事とボクシングを両立できていません。
3. コミュニケーションが取れない人
ジムの人達とコミュニケーションが取れない人は、ボクシングを続けられません。
ボクシングは、相手がいてこそ上達します。
ミットを受けてもらったり、スパーリングをしたりするためには、仲間が必要です。
ジムで仲間を作るためには、コミュニケーションが取れないといけません。
私が所属していたジムでは、どれだけ注意されても会長やトレーナーに挨拶ができなくて、ミットを受けてもらえなくなってしまった人がいました。
ボクシングを続けるためには、ジムの選手やトレーナーとコミュニケーションを図り、自分でボクシングを楽しめる環境を作らなければなりません。
人間同士の付き合いをまともにできない人は、ボクシングを続けてプロボクサーになることはできないでしょう。
4. スパーリングで心が折れてしまう人
スパーリングで心が折れてしまい、ボクシングを辞めてしまう人を5~6人は見てきました。
スパーリングで思っていた以上に何もできずにボコボコにされて、ボクシングの厳しさを思い知るのです。
しかし一度やられてもめげずに毎日ジムへ来る人が、プロボクサーになっていきます。
スパーリングでやられてもボクシングを楽しめたり、悔しさをバネに頑張れたりする人は、仕事をしながらでもプロボクサーになれるでしょう。
私の場合はどれだけやられてもボクシングが好きだったので、サラリーマンをしながらプロボクサーとして3年以上も活動できたと思っています。
まとめ:プロボクサーと仕事は本人のやる気次第で両立できる
8割以上のプロボクサーが仕事をしながら活動しているように、ボクシングと仕事は両立できます。
今回の記事では、3年以上も営業マンとライターをしながらプロボクサーをしてきた、私の両立方法を紹介しました。
特に仕事とボクシングの両立で一番大事なことは、残業の少ない会社で働くことです。
どれだけボクシングが好きでやる気があっても、仕事でボクシングをする時間がなければ、プロにはなれません。
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